この椅子は日本の文楽から発想を得たそう
LCシリーズ
1940年にはコルビジェの事務所の同僚だった板倉準三の推薦で輸出工芸指導顧問として初来日。長い船旅の末の異国日本で彼女は民芸運動の作家達と交流を持ち、自身も日本の伝統工芸の影響を受けるようになりました。
日本滞在中のモノクロ写真のペリアンは浴衣を着て大勢の民芸作家達と小さな部屋で押し合いながら楽しそうに談笑しています。彼女の旺盛な好奇心と人懐こい明るい性格が感じられ性別や国籍を超えて新しい物を共に作っていこう!というパワーが感じられます。その後もエールフランスに勤務していた夫と共に4年間、古い日本母家に自身のモダンな家具を置いて生活をし更に日本と深く関わりました。
当時、彼女が男性社会の中で仕事を続けることは並大抵の事ではなかったはず、しかし一流の男性達と出会い刺激を受け作品を共に作り上げていくペリアンには類まれな美意識の高さとコニュニケーション能力、人としての大きさが備わっていたのだと資料を見て深く感じました。
その時代に生きたクリエイター達の誰よりも長生きし96年の人生を終えました。今でもCASSINA等で彼女のデザインの家具を購入する事が出来ます。



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